歯の構造を知るとホワイトニングの効果が良く分かる!

ホワイトニング治療は、歯が本来持っている健康な状態に戻すことを目的としています。

普通の食生活を送っていると毎日わずかずつですが、歯には着色汚れが付着していきます。

特に喫煙したり、コーヒーや紅茶といった歯に沈着しやすい嗜好品を毎日好んで飲む人は、歯に着色汚れが付きやすくなります。

ホワイトニング治療では、その着色汚れを漂白することで歯が持つ本来の白さにしていくわけですね。

では、なぜホワイトニング治療を行うことによって、歯が持つ本来の白さになるのでしょうか。

その理由は歯の構造にあります。

歯は最も外側がエナメル質その下の層が象牙質、そのさらに下が歯髄(しずい)と呼ばれる3つの層で構成されています。
最も深い場所にある歯髄には血管や神経が集まっています。

虫歯を放置しておいた結果、菌の侵食が進んで歯髄まで達すると、歯の神経を抜く手術が必要になることもあります。

神経や血管などの重要な器官がある歯髄は、象牙質やエナメル質と違って非常に柔らかい組織になっています。

ですので、硬い象牙質でおおわれています。
象牙質の役割のひとつに神経や血管を含んでいる歯髄を守るという役割があります。

ホワイトニングの治療において、大きく関わってくるのはこの3つの層のうち、エナメル質と象牙質です。

自分の歯や、乳歯が生えたばかりの赤ちゃんの歯を見てもわかるように歯は本来、真っ白な色をしているわけではありません。

歯の色の基盤となるのは象牙質の色で、これはやや黄色みがかった乳白色をしています。
象牙質を覆っているエナメル質は半透明の色なので、基本的に歯の色は象牙質の色がエナメル質を透過する形で見えることになります。

象牙質の色の付き方には個人差があり、ひとによって歯の本来の健康な色は異なるんですね。

では、どのようにしてホワイトニング治療の効果は浸透していくのでしょうか。

ホワイトニング治療の効果は?

ひと言でホワイトニングとはいっても様々な方法があります。

ひとつには、歯の表面の着色汚れを除去することで歯が持つ本来の色の戻すというやり方があります。

ただこの方法では、厚く硬いエナメル質の表面しかクリーニングすることは出来ません。

ですので、象牙質の黄色が濃い人などはこの治療を行っても思うように歯が白くならないという印象を持つことがあります。

治療が失敗しているわけではなく、その人のイメージする歯の白さに治療の目的が合致していなかったということになるわけですね。

そこで、歯を本来の色に戻すわけではなくあくまで歯を『白く』したい人は、次に紹介するホワイトニング治療の方法を選択することになることでしょう。

それは、本来半透明であるエナメル質を白くしてしまうホワイトニング治療です。
つまり、エナメル質の下にある象牙質の色を透過させないようにするわけです。

この方法は、エナメル質の表面を形成している角張った組織の、カドを除去することで見た目をより白っぽく見せるという治療になります。

どうしても歯を白くしたい、という場合は、歯に付着した着色汚れを除去すると同時に、エナメル質を白くするホワイトニング治療を行う方法を併用することになります。

ホワイトニングに使用する薬剤は使用する方法を誤らない限り、人体や歯に悪影響を及ぼすものではありません。