ホワイトニング治療を受けられない人もいるってホント?

ホワイトニングは、健康保険が適用されず全額自己負担ではあるものの、ホワイトニング治療を提供している歯科医院や専門クリニックなどに行けば、誰でも治療を受けることが出来る、と考えている人がほとんどではないでしょうか。

実は、口内の状況やその当時の身体状況によっては、ホワイトニング治療を受けられない人もいるのです。

では、どのような場合にホワイトニングをすることができないのかを、具体的に説明していきます。

妊娠中、あるいは産後すぐの人

ホワイトニング治療においては、歯にホワイトニング剤を塗布する必要があります。

その薬剤が体内に入り、血管から胎児に影響を与える可能性がゼロではないため、妊娠中の方はホワイトニング治療は受けることが出来ません。

ゼロではない、という意味は妊娠中の方でホワイトニング剤が胎児にどのような影響を及ぼすのかどうか、実験することが出来ないことから、少しでもリスクがあるものは妊娠中は避けるべき、という考え方からこのようになっているだけで、ホワイトニング剤は人体に影響があるわけではありません。

産後すぐの場合は、赤ちゃんに授乳する必要があります。
授乳中の方もホワイトニングに限らず様々な薬の服用について制限されます。

ホワイトニング剤についての考え方もそれと同様で、母乳にどのような影響があるのかはっきりとわからない、検証できないことから避けるべき、とされています。

産後の場合は、念のため断乳あるいは卒乳してからホワイトニング治療を受けることをおすすめします。

中学生以下の子ども

人間の身体のあらゆる器官や臓器が成人と同様に成長するのは、15歳以降と言われています。

つまり中学生以下の子どもの身体は発達過程なのです。

そのため、中学生以下の子どもに対してホワイトニング治療を行うことは好ましくない、とされています。

もしどうしてもという場合は、保護者同伴の上、専門医に事前に相談しましょう。

入れ歯を入れている人

入れ歯も使えば汚れるものですが、入れ歯に対してホワイトニング治療を施しても、ホワイトニング治療が目的とする白さや患者本人が期待する白さは得られません。

入れ歯洗浄剤を使用しても汚れが取れなくなった場合は、入れ歯を交換することをおすすめします。

虫歯や歯周病が進行している人

ホワイトニング治療を行う前に、専門医による口内の診察があります。

ホワイトニング治療を行うにあたって、適切な効果が得られる状態であるのかをチェックするわけですが、その際、状態が進行している虫歯や歯周病が見つかった場合には、ホワイトニングよりも先に見つかった疾患の治療をすることが求められます。

また、虫歯の治療後に被せ物などをした場合、その被せ物についてはホワイトニング剤の効果は発揮されません。

ホワイトニング剤の効果が発揮されるのは、あくまでエナメル質に対してのみということを認識しておく必要があります。

歯ぎしりをする人

寝ている間やくせで歯ぎしりをする人は、歯ぎしりをすることでマウスピースに穴が開き、ホワイトニング剤が口内に漏れ出てしまう可能性があるため、ホワイトニング治療を受けることは出来ません。

以上、ホワイトニング治療を受けられない人の例を挙げました。

上記の例に該当した人は、まず、必要な治療を終わらせることでホワイトニング治療が受けられるようになることもありますので、ホワイトニングそのものを諦める必要は全くないといってもいいでしょう。